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一体全体、鮎の甘露煮を製造している業者の数が、どのくらい有るのだろう?
ここ岐阜を頂点として、全国各地に様々な業者が存在している。
岐阜は、日本一の鮎王国だから、 多いのは当然であるが、九州から北は何処までか、
確かめてはいないが、数百社が存在しているものと、思われる。
ただし、その中に料理屋さんや、仕出し屋さんは、含まれない。
あくまでも、鮎の甘露煮を単独で、販売している業者を指している。
さらに、この中から、 真空パック等で保存性を高めて、販売している業者はと言うと、 まだ百社はあるだろう。
こんなにある競合他社と、親爺一人が、指し向かうというのは無謀である。
とても勝てやしない。 止めろ。馬鹿だ・・・と、周りの知人友人は助言してくれる。
でも、親父は勝とうなんて言わないし、思ってもいない。
自分を気に入ってくれる、味に満足してくれる人にだけ、買ってもらえば良いと考えている。
じゃ自信は無いのかと言えば、大いに或ると答える。
味は十人十色だから、他じゃあ駄目だ、 親爺のが良いと、買ってくれるお客が、
10人でも100人でもいれば、それで良い。
元々、 独りじゃそんなに大量に制作なんて、 とても出来ないのだから。
しかし、製品は決して負けない。販売量や売上高ではとても勝ち目はないが、
中身と味では必ず勝てる。 と言う、自信に満ちている。
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